第20回日本栓子検出と治療学会(エンボラス学会) 2017.9.30-10.1 報告
2017年9月30日, 10月1日の2日間, 当教室教授・講座主任北川一夫先生が会長, 本学循環器内科学教室教授・講座主任萩原誠久先生が副会長をされ, 上記学会をステーションコンファレンス東京にて開催いたしました. 今回はテーマを「血栓塞栓症への新たな挑戦~疾患概念, 診断, 治療手段の進歩~」とし, 特別講演には当教室名誉教授で本学会の理事長でもある内山真一郎先生からはACVS (急性脳血管症候群) : 血栓塞栓症のコンセプトの現状と課題について, 海外からはImperial College London教授であるRoland Veltkamp先生をお招きしEmbolic Stroke of Undetermined Source (ESUS)のコンセプトと診断と治療についてご講演いただきました. シンポジウムでは多数の御高名な先生方のご講演を賜り, 一般演題も多数ご発表いただき, 非常に活発な討論がされました. 2日間で合計235名の参加となり, 大盛況のうちに幕を閉じました. これもひとえに関係者の皆様のお力添えのおかげでございます. 医局員一同, 一丸となって本学会の準備を進めて参りました. 至らぬ点も多々あったかと存じますが, 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。