台湾脳卒中学会の招待講演のご報告
台湾脳卒中学会に招待されて
北川一夫
2019年11月25-26日に台湾高雄で開催されました2017年台湾脳卒中学会に特別講演演者として招待されて出席しました。日本の脳卒中学会よりはずっと規模は小さく600名ぐらいの学会だそうですが血管内治療やレジストリー研究は盛んで脳卒中診療、研究は進んでいる印象がありました。まず高雄という街ですが日本では台北に次ぐ第2の都市で良く知られていますが台湾では Kaohsiung(カウシウン)と呼ばれています。台湾の南の端で大変暖かくこの時期でもTシャツ1枚でいる観光客を多く見かけました。学会は“台湾脳中風学会”と記載され、中風という昔の言葉がここでは堂々と使われているのに少し驚きました。もう一つ驚いたのはスライドやポスターはすべて英語で、口演は英語と中国語が半々ということで国際化が進んでいる事でした。私の発表は会長主催の国際講演のなかで、日本でも有名なオーストラリアのDonnan教授、次期世界脳卒中学会理事長のBrainin教授と並んで50分枠が設けられました。日本の脳卒中診療やガイドラインの現状と私自身の研究に関する内容を交えて楽しく講演させていただきました。写真を送ってもらうように今回の張教授にお願いしていますがまだですのでひとまずプログラムを添付させていただき報告させていただきます。