教授の紹介
教授・基幹分野長藤堂 謙一
出身大学 | 三重大学 | |
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卒業年度 | 平成9年 | |
学会 |
日本内科学会、日本神経学会、日本脳卒中学会(評議員)、 日本脳神経血管内治療学会、日本脳神経超音波学会(評議員)、日本栓子検出と治療学会(評議員)、 日本認知症学会、日本脳血管・認知症学会(評議員)、日本神経治療学会 |
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専門分野 | 脳血管障害 | |
専門医 | 日本内科学会総合内科専門医、日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、脳神経血管内治療専門医 | |
指導医 | 日本神経学会指導医、日本脳卒中学会指導医、脳神経血管内治療指導医 |
就任のご挨拶
東京女子医科大学脳神経内科ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 2024年6月に東京女子医科大学脳神経内科教授・基幹分野長を拝命いたしました、藤堂謙一と申します。 私はこれまで主に脳卒中の救急診療の最前線で日々奮闘し、一刻を争う診断と迅速な専門的治療のスキルを磨いて参りました。 脳卒中が疑われ救急車で搬送される場合でも脳卒中以外の神経救急疾患や内科疾患のことも多く、救急診療にたずさわる中で総合的な診療経験も積んで参りました。
我々が担当する脳神経疾患は、救急疾患である脳卒中のほか、慢性疾患のパーキンソン病・多発性硬化症・認知症・末梢神経疾患など多様です。 東京女子医科大学脳神経内科では、様々な専門領域のエキスパートが活躍しています。 そして、手術が必要な場合も脳神経外科との垣根のない相互協力により、最善の診療を実践しています。 これまでの私の経験を活かし、このような診療体制をさらに強固なものとすべく尽力して参ります。
学生や若手医師を育成することも我々の重要な使命です。東京女子医科大学脳神経内科では多くの女性医師が活躍し、全国から若手医師が集まっています。このような多様な力を集結しアクティブな脳神経内科を目指して参ります。 人材育成と診療の質の向上は表裏一体であり、学生や若手医師を育成することで診療の質を高め、患者さんに貢献して参ります。
もうひとつの我々の使命は、研究を通じて世界の医学に貢献することです。 研究成果を報告することにより、世界で同じ病気で悩む患者さんに貢献して参ります。 研究と診療もやはり表裏一体の関係にあり、研究を実践することによりその専門領域の診療を深く極め、その経験を患者さんに還元し、診療の質の向上に結びつけて参ります。
東京女子医科大学脳神経内科の歴史は1974年4月の初代丸山勝一教授就任にさかのぼり、50年の節目を迎えた歴史と伝統のある診療科・教室です。 これまでに培われた我々の力をさらに発展させ、誠実な診療を実践し、そして慈しむ心をもつ医師を育成し、さらに研究を通じて専門性を高め、ひとりでも多くの患者さんに貢献できるよう、誠心誠意、力を尽くして参ります。
2024年6月 藤堂謙一